『ウエストミンスター小教理問答 問5』 2012年9月2日
問4 ひとりより多くの神々がいますか。
答 ただひとりしかおられません。生きた、まことの神です。
「ただひとりしかおられません。」
ただひとりの神、この御方にすべてを求めます。
「求めなさい。そうすれば(神の御心のままに良いものを)与えられる」と約束することのできるただひとりの御方です。
「わたしは初めであり、終わりである。わたしをおいて神はない。」
(イザヤ44:6)
「たとえ天や地に神々と呼ばれるものがいても、わたしたちにとっては唯一の神、父である神がおられ、万物はこの神から出、わたしたちはこの神に帰って行くのです。また、唯一の主、イエス・キリストがおられ、万物はこの主によって存在し、わたしたちもこの主によって存在しているのです。」
(第一コリント8:5-6)
「生きた、まことの神です。」
神は生きておられ、神ご自身から働きかけてこられます。人は、人自身が自覚するかどうかに関係なく、すべてにおいて神に依存しています。
「あなたがたが知らずに拝んでいるもの、それをわたしはお知らせしましょう。 世界とその中の万物とを造られた神が、その方です。この神は天地の主ですから、手で造った神殿などにはお住みになりません。また、何か足りないことでもあるかのように、人の手によって仕えてもらう必要もありません。すべての人に命と息と、その他すべてのものを与えてくださるのは、この神だからです。神は、一人の人からすべての民族を造り出して、地上の至るところに住まわせ、季節を決め、彼らの居住地の境界をお決めになりました。これは、人に神を求めさせるためであり、また、彼らが探し求めさえすれば、神を見いだすことができるようにということなのです。実際、神はわたしたち一人一人から遠く離れてはおられません。」(使徒17:23-27)