『ウエストミンスター小教理問答 第45問、48問』 2013年11月24日
問45 第一戒は、どれですか。
答 第一戒はこれです。「あなたはわたしのほかに、なにものをも神としてはならない。」
問48 第一戒の「わたしのほか(面前)に」という言葉で、私たちに特に何を教えられていますか。
答 第一戒の「わたしのほか(面前)に」という言葉が私たちに教える事は、万事を見ておられる神が、他のどんな神を持つ罪にも注目し、これを大いにきらわれる、ということです。
万事を見ておられる
神は万事を見ておられます。罪を隠してくれる闇はありません。すべては神の御前にあります。
「わたしたちがイエスから既に聞いていて、あなたがたに伝える知らせとは、神は光であり、神には闇が全くないということです。」(第一ヨハネ1:5)
「主よ、あなたはわたしを究め、わたしを知っておられる。座るのも立つのも知り、遠くからわたしの計らいを悟っておられる。歩くのも伏すのも見分け、わたしの道にことごとく通じておられる。わたしの舌がまだひと言も語らぬさきに、主よ、あなたはすべてを知っておられる。・・・どこに行けば、あなたの霊から離れることができよう。どこに逃れれば、御顔を避けることができよう。」(詩編139:1-7)
「このような我らが、我らの神の御名を忘れ去り、異教の神に向かって手を広げるようなことがあれば、神はなお、それを探り出されます。心に隠していることを神は必ず知られます。」(詩編44:21-22)
「人の子よ、イスラエルの家の長老たちが、闇の中でおのおの、自分の偶像の部屋で行っていることを見たか。彼らは、主は我々を御覧にならない。主はこの地を捨てられたと言っている。」(エゼキエル8:12)
「わたしは言う。『闇の中でも主はわたしを見ておられる。夜も光がわたしを照らし出す。』」(詩編139:11)