【一年の終わりに】

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【一年の終わりに】

【一年の終わりに】 2013年12月29日

「わたしの魂よ、主をたたえよ。主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない。」(詩編103:2)


この信仰者は、自分の魂に「主をほめたたえよ」と命令します。私たちはこのような命令を必要としています。自分の思いにまかせたなら、どんどん忘れてしまうからです。主が生きておられることの確かさに触れたはずなのに、驚くほどあざやかに忘れてしまいます。主の御計らいの中で歩んだ一週間を52回積み重ねて、一年です。私たちも、一週間の中でそれぞれに主の御計らいを見ながら一年を歩んだことと思います。主に依り頼んだ人々ほど、いっそう鮮やかに見たことと思います。詩編22編の信仰者が語るとおりです。

「わたしたちの先祖はあなたに依り頼み、依り頼んで救われて来た。助けを求めてあなたに叫び、救い出され、あなたに依り頼んで、裏切られたことはない。」(詩編22:5-6)


 主の御計らいを忘れないのは、未来のためです。
主は生きておられます。だから、私たちは主の御計らいによって、ここに生きています。そして、これからも生きるのです。

「主はお前の罪をことごとく赦し、病をすべて癒し、命を墓から贖い出してくださる。慈しみと憐れみの冠を授け、長らえる限り良いものに満ち足らせ、鷲のような若さを新たにしてくださる。」
(詩編103:3-5)