『ウエストミンスター小教理問答 第57、61問』 2014年4月6日
問57 第四戒は、どれですか。
答 第四戒はこれです。
「安息日を覚えて、これを聖とせよ。六日のあいだ働いてあなたのすべてのわざをせよ。七日目はあなたの神、主の安息であるから、なんのわざをもしてはならない。あなたもあなたのむすこ、娘、しもべ、はしため、家畜、またあなたの門のうちにいる他国の人もそうである。主は六日のうちに、天と地と海と、その中のすべてのものを造って、七日目に休まれたからである。それで主は安息日を祝福して聖とされた」。
問61 第四戒では、何が禁じられていますか。
答 第四戒が禁じている事は、求められている義務を怠るか不注意に果たすこと、この日を怠惰により・それ自体罪である事を犯すことにより・また私たちの世俗の職や娯楽を必要もなく思い語り行うことによって、汚すことです。
求められている義務
義務を果たす順序があります。
「その身をささげよ、それから行え」です。
「こういうわけで、兄弟たち、神の憐れみによってあなたがたに勧めます。自分の体を神に喜ばれる聖なる生けるいけにえとして献げなさい。これこそ、あなたがたのなすべき礼拝です。あなたがたはこの世に倣ってはなりません。むしろ、心を新たにして自分を変えていただき、何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるかをわきまえるようになりなさい。」(ローマ12:1-2)
何が必要でないか?
何が必要のないことなのか?
主の霊と御言葉に導かれて神を喜ぶことへと進むなら、その生き方が私たちに具体的に教えてくれるでしょう。安息日は特別に神を喜ぶ日です。週の六日も、苦労しつつ悩みながらも神を喜ぶ日々です。
「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。わたしの父はその人を愛され、父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。」(ヨハネ14:23)
「その日には、あなたがたはもはや、わたしに何も尋ねない。はっきり言っておく。あなたがたがわたしの名によって何かを父に願うならば、父はお与えになる。今までは、あなたがたはわたしの名によっては何も願わなかった。願いなさい。そうすれば与えられ、あなたがたは喜びで満たされる。」(ヨハネ16:23-24)