【今年度の教会目標】『祈りを豊かにする』 2014年4月6日
キリストが十字架で死なれ、三日目に復活し、さらに天に昇られた後に、キリストの弟子たちは豊かに祈り始めました。彼らの祈りの豊かさは、まず彼らが一つになって祈り始めたことに現れています。
「彼らは皆、婦人たちやイエスの母マリア、またイエスの兄弟たちと心を合わせて熱心に祈っていた。・・・百二十人ほどの人々が一つになっていた。」(使徒1:14-15)
これまでも祈らなかったわけではありません。
また、いっしょに祈らなかったわけでもないでしょう。
しかし、いっしょに祈りつつも、「一つになって」祈ることはありませんでした。キリストが十字架へ向かわれる直前ですら、「自分たちのうちで、だれがいちばん偉いだろうか」と議論することをやめられませんでした。
「互いに相手からの誉れは受けるのに、唯一の神からの誉れは求めようとしないあなたたちには、どうして信じることができようか。」(ヨハネ5:44)
教会がほんとうに一つになって祈り始めたのは、十字架と復活の主を信じる信仰によって一つになったときからでした。