【今年度の教会目標】 『祈りを豊かにする』12 2014年7月6日
恵みが豊かに注がれるところに立つために、人の努力はいりません。
物乞いでさえ、たくさんの通行人の中に恵んでくれる人が一人でもいることを期待して、人通りの多い路地の敷石におのれの嘆願を書き記します。
それと同じように、たくさんの恵みを求めて祈りなさい。
その中の一つでもいただけるかもしれません。
海上に風がまったく吹かなくても、帆をおろしてはなりません。
そうすれば、風が吹いたとき、あわてて準備しなくて済みます。
恵みが伴わないように思えても、手を尽くしなさい。
そうすれば恵みが訪れたとき、それを受け止めることができます。
一回の好機を逃してしまうよりは、五十回の徒労の方が良いのです。(C.H.スポルジョン)