【今年度の教会目標】 『祈りを豊かにする』16 2014年8月10日
「あなたはなぜ、ただ一つのくじによる嗣業の土地、
一つの割り当てしかくださらないのですか。」
(ヨシュア17:14)
これは、ヨセフの子ら(エフライムとマナセ)が、ヨシュアに新しい割り当て地を求めたときの言葉です。
「どうか主があの時約束してくださったこの山地をわたしにください。」
(ヨシュア14:12)
これは、カレブがヨシュアに割り当て地を求めたときの言葉です。
どちらも、ヨシュアに「ください」と求めています。
しかし、両者の真意は、まったく違っています。
ヨセフの子らは、ヨシュアに頼むかのように、「ください」と求めています。
それに対して、カレブは、主の約束を確認しているにすぎません。
カレブが頼むのは、主です。主への「強く雄々しい」信頼が、彼の中に満ちています。
「そこにはアナク人がおり、城壁のある大きな町々がありますが、
主がわたしと共にいてくださるなら、約束どおり、彼らを追い払えます。」
(ヨシュア14:12)
カレブの「ください」こそ、主に祈って、主の約束の成就を受ける者の姿です。