【今年度の教会目標】 『祈りを豊かにする』25 2014年10月12日
「主を畏れることは諭しと知恵。名誉に先立つのは謙遜。」
(箴言15:33)
求められている謙遜は、主を正しく恐れて大いに奮闘し、犠牲も払い、なすべきすべてのことに取り組む謙遜です。
主の諭しと知恵をいただきながら歩むならば、当然、そのような道へと進みます。
ヨシュアに導かれて約束の土地を戦い取った主の民の謙遜は、そのようなものでした。
主は、多くの犠牲と努力を払ってその土地に住み着いた民に向かって、次のように言われます。
「わたしは更に、あなたたちが自分で労せずして得た土地、自分で建てたのではない町を与えた。
あなたたちはそこに住み、自分で植えたのではないぶどう畑とオリーブ畑の果実を食べている。」
(ヨシュア24:13)
求められているのは、この御言葉に心から「アーメン(その通りです)」と応じる謙遜です。
また、使徒パウロは、「わたしは他のすべての使徒よりずっと多く働きました」と言い、確かにそのとおりの働きをしました。
しかし、同時にそのすべてを神の恵みだとして、あくまでも謙遜であり続けます。
「しかし、働いたのは、実はわたしではなく、わたしと共にある神の恵みなのです。」
実に「 神の恵みによって今日のわたしがあるのです。」(第一コリント15:10)
このような心から出てくる祈りは、神に喜ばれて豊かに答えられ、
そして、その人はさらに熱心に働き続けることでしょう。