【今年度の教会目標】 『祈る教会』8 2015 年3月22 日
「わたしの舌がまだひと言も語らぬさきに、
主よ、あなたはすべてを知っておられる。」
(詩編139:4)
言葉が足らず、内容も足りないとしても、主が、わたしたちの祈りを誤解なさることはありません。
「主よ、あなたはすべてを知っておられる」。
それゆえ、私たちはいつでも安心して祈ることができます。
久しぶりに家に帰る放蕩息子は、父に何と言おうかと思案したかもしれません。
「もう息子と呼ばれる資格はありません。雇い人の一人にしてください。」
しかし、その必要はありませんでした。
「父親は息子を見つけ、走り寄って首を抱き・・・」
(ルカ15:19、20)
戸口に立って「悔い改めよ」と求めるキリストに対して、何と言おうかと思案する必要もありません。
本当にキリストの言葉を聞いて祈り始めるなら、だれでも、ふさわしく祈り出すでしょう。
「だれかわたしの声を聞いて戸を開ける者があれば、わたしは中に入ってその者と共に食事をし、
彼もまた、わたしと共に食事をするであろう。」
(黙示録3:20)