【今年度の教会目標】 『祈る教会』15 2015 年5月10日
「わたしは更に、あなたたちが自分で労せずして得た土地、自分で建てたのではない町を与えた。
あなたたちはそこに住み、自分で植えたのではないぶどう畑とオリーブ畑の果実を食べている。」
(ヨシュア24:13)
約束の地に定着したイスラエルの民に対する、主の御言葉です。
「自分で労せずして得た土地・・・自分で建てたのではない町を与えた。」
神をその御名にふさわしく知らないなら、この上なく奇妙で受け入れがたい言葉だったでしょう。
しかし、これが信仰によって理解すべき彼らの現実でした。
確かに彼ら自身が多くの汗を流し、犠牲も払い、労苦してその土地に住み、現在の生活を手に入れました。
しかし、生きた信仰は、そのような事実を超えて、神の栄光に満ちた恵みを認めることへと人々を導きます。
自分の労苦や犠牲も小さなこととするほどに大きな神のご存在とその恵みを知るからです。
そして、そのような信仰に導かれる人々は、自分たちが歩むすべての道で、主なる神を認めます。
すなわち、歩んできたすべての道において主を認めて感謝し、
これから歩むすべての道において待ち望みます。