【今年度の教会目標】 『祈る教会』16 2015 年5月17日
「受け取って、食べてしまえ」
(黙示録10:9)
それは開かれた巻物でした。
ヨハネがかつて見た巻物のように七つの封印で封じられているものではありませんでした。
(黙示録5:1)
そのときは、開くにも、見るにも、ふさわしい者が誰も見当たらなかったので、ヨハネは激しく泣きました。
しかし、今は開かれています。
しかも、それは取って食べることができるほどに小さな巻物です。
食べれば、味わうことができ、力も出るし、養われもします。
そして、食べる者の血となり肉となります。その上、それはとても良い味です。
「口には蜜のように甘かった」
しかし、同時に、食べなければ経験することのなかった苦しみも、もたらします。
「食べると、わたしの腹は苦くなった。」
(10:10)
だからといって、死んでしまうわけではありません。
その反対です。
「すると、わたしにこう語りかける声が聞こえた。
『あなたは、多くの民族、国民、言葉の違う民、また、王たちについて、再び預言しなければならない。』」
(10:11)
十字架と復活の主によって開かれた聖書を食べた者たちは、御言葉を語り始めます。
教会に対する主のご命令です。
「受け取って、食べてしまえ」