【今年度の教会目標】 『祈る教会』18 2015 年5月31日
「あなたたちは見た、わたしがエジプト人にしたこと、
また、あなたたちを鷲の翼に乗せて、
わたしのもとに連れて来たことを。」
(出エジプト19:4)
イスラエルの民は、多くの罪や失敗を犯しながら、このシナイ山にたどり着きました。
その背後には、彼らなりの数々の苦労や多くの人々の活躍や功績もあったでしょう。
しかし、それらすべてを無視するかのように、主は「鷲の翼に乗せて・・・連れて来た」と言われます。
「鷲の翼に乗せて」との御言葉に、民が心から「アーメン(その通りです)」と応じるなら、
彼らは正しく神に向き合っています。
自分たちの苦労や功績の数々を取るに足らないものとするほどに、神の恵みを仰いでいるからです。
もし、自分たちの苦労や功績を思い起こすだけなら、
ただ「シナイ山」という名の場所にいるだけのことです。
いろいろなことはありましたが、主の恵みによって、今、民は主の御前にいます。
そこは、主の恵みの翼に乗せて持ち運ばれなかったなら、絶対にたどり着けなかった場所です。
主はこう言われます。
「あなたたちを鷲の翼に乗せて、わたしのもとに連れて来た・・・」
(エレミヤ9:22~23)