【今年度の教会目標】 『祈る教会』23 2015 年6月28日
「正義が生み出すものは、とこしえに安らかな信頼である。」
(イザヤ32:17)
主にあって祈ることを知っている人々は、
「何が神の御心であるか、何が善いことで、神に喜ばれ、また完全なことであるか」
をわきまえながら進みます。
(ローマ12:2)
たとえ、つまずいたり、失敗したり、間違えたりしても、倒れたその場でそのようにします。
そして、たとえどんなに小さな一歩でも、神の正義にふさわしい方向に進みます。
あるいは、一歩もその方向に進めなくても、その方向に目を向けながら祈り続けます。
他に良さそうな道があっても、そこに行こうとして慌てたりしません。
それが、神の御前での正義です。人間が、その正義を成し遂げることはできません。
そのようにして、神の正義を待ち望みます。
そうすれば、神の正義にふさわしいことが、いずれ実現されます。
キリストの名による祈りを知る人々は、そのようにして祈りつつ、
神の正義(神の言葉が教えるとおりのこと)が自分たちの歩みの中に実現されていくのを経験します。
(ヨハネ15:7)
反対に、神の正義に反しては、何も確かなものを持つことも、
期待することもできないことを学んでいきます。
しばらくの間は、そのようにしながら悩みつつ歩むでしょうが、
主の与えたもう確かな平安は増し加わっていくでしょう。
「正義が生み出すものは、とこしえに安らかな信頼である。」