【今年度の教会目標】 『祈る教会』28 2015 年8月9日
「あなたの重荷を主にゆだねよ、主はあなたを支えてくださる。
主は従う者を支え、とこしえに動揺しないように計らってくださる。」
(詩編55:23)
心を重くしているすべてのものを「主にゆだねよ」と命じられています。
「ゆだねよ」とは、「投げかけよ」ということでもあります。
重荷に耐えかねた人々が、主のふところに飛びこむのは、この御言葉にふさわしい姿でしょう。
主イエスは、父なる神のふところに飛び込んで祈る御方でした。
朝早く起きて(マルコ1:35)
あるいは夜を徹して(ルカ6:12)
人里離れた所で(ルカ5:16)
あるいは山に行き(ルカ6:12)
一人で祈っておられました。
主イエスの穏やかさは、父なる神に重荷をゆだねた人のものです。
「わたしは柔和で謙遜な者だから、わたしの軛を負い、わたしに学びなさい。
そうすれば、あなたがたは安らぎを得られる。
わたしの軛は負いやすく、わたしの荷は軽いからである。」
(マタイ11:29、30)
ときには重荷に負う身を父なる神のふところに投げ出して、血の汗を流すほどに祈って、
その荷を軽くされて立ち上がりました。
(ルカ22:44)
心を重くしたままで、苦しみ続けることはなさいませんでした。
主の弟子たちも同様です。
主の御言葉に立ち返ったとき、彼らもそのようにしました。
「彼らは皆、婦人たちやイエスの母マリア、
またイエスの兄弟たちと心を合わせて熱心に祈っていた。」
(使徒1:14)
心を重くしたままで悩み続けるのは、主なる神を信じる者たちにふさわしいことではありません。
「あなたの重荷を主にゆだねよ、主はあなたを支えてくださる。」