【今年度の教会目標】 『祈る教会』36 2015 年10月4日
「口を広くあけよ、わたしはそれを満たそう。」
(詩編81:11)
主に向かってどんなに大きく口をあけても、開きすぎるということはありません。
いつまで口をあけ続けていても、「もう終わりだ」と言われることもありません。
「わたしがそれを満たそう」と、主は言われます。
主がご自分のやり方で、主に向かって大きく開いた口を満たしてくださいます。
神に対して忍耐強くへりくだり続ける人が、そこにいます。
しかし、見方を変えれば、それは謙遜というよりも愚かしいことと見えるかもしれません。
パンを求めたのに石を与えられたような気がしても、
なおも主に対して口を大きく開き続ける人は、 賢い者のようではありません。
しかし、キリスト・イエスにおいて、罪人に対する神の愛を知る人々は、口を大きく開き続けます。
「主は民を最良の小麦で養ってくださる。」
(詩編81:17)
キリストを信じて大きく開き続ける口には、必ず最良の小麦が与えられます。
命のパンであるキリストはこう言われました。
「このパンを食べる者は、永遠に生きる。」
(ヨハネ6:58)
また、まったく期待もしていなかった所で主の約束の甘美さを味わい、新たな力を得て満ち足ります。
「わたしは岩から蜜を滴らせて、あなたを飽かせるであろう。」
(詩編81:17)
だから
「口を広く開けよ」