【今年度の教会目標】 『祈る教会』41 2015 年11月15日
「また、はっきり言っておくが、どんな願い事であれ、
あなたがたのうち二人が地上で心を一つにして求めるなら、
わたしの天の父はそれをかなえてくださる。」
(マタイ18:19)
「はっきり言っておくが・・・」
この背後にあるキリストの思いは、「どんなことがあっても、この言葉にとどまれ」です。
その言葉をめぐって大いに信仰が試されるからこそ、今ここで「はっきり言っておく」。
「どんな願い事であれ」とは、「どんな勝手な願い事であれ」という意味でないことは言うまでもありません。
「信仰をもってささげられるどんな願い事であれ」です。
すなわち、神の存在を恐れつつも喜び、あくまでも神を求めてささげられる願い事です。
「信仰がなければ、神に喜ばれることはできません。
神に近づく者は、神が存在しておられること、
また、神は御自分を求める者たちに報いてくださる方であることを、
信じていなければならないからです。」
(ヘブライ11:6)
「あなたがたのうち二人が・・・」
大勢で祈れば、確かに人の勢いがあり、励ましがあります。
しかし、どんなことがあっても神を恐れつつも喜び、神を求めて、
キリストの御名に望みをかけて祈り続ける二人がいるなら、その教会は神の御前に生きています。
神と共に生きています。
「わたしの天の父はそれをかなえてくださる。」