【今年度の教会目標】 『祈る教会』42 2015 年11月29日
「わたしは、あなたの苦難や貧しさを知っている。
だが、本当はあなたは豊かなのだ。」
(黙示録2:9)
「わたしは・・・知っている。」
誰が無視しようとも、主が知っていてくださる。
誰に理解してもらえなくても、主が知っていてくださる。
このことがほんとうにわかるなら、主に祈ることができます。
自分が直面している事柄が難しければ難しいほど、主に祈ります。
自分の苦しさや悩みを、主に向かって上手に詳しく報告する必要もありません。
親のふところに飛び込む幼子のように、心にあるものを注ぎ出して祈ります。
人の親は、自分の子供の思いや言葉をよく理解できないこともありますが、主なる神に理解不能な祈りなどありません。
「わたしは、あなたの苦難や貧しさを知っている。」
持っているものは乏しく、できることはわずかでも、祈りがあり恵みがあります。
ぶどうの木である主につながっている者たちにふさわしい実も結ばれていくでしょう。
自分たちの富のあるところに、自分たちの心もあります。
だから、
「本当はあなたは豊かなのだ。」