【今年度の教会目標】 『祈る教会』45 2015 年12月20日
「どんなことでも、思いわずらうのはやめなさい。」
(フィリピ4:6)
ある意味で、無理なことを求めています。
やめようと思ってもやめられないから、思いわずらいます。
わたしたちは、いろいろなことで思い悩んだり恐れたりします。
あるいは、いろいろな人々との関係の中で悩みます。
少々思いきった言い方をすれば、生きるとは思いわずらうことです。
生きるのをやめたときにこそ、思いわずらいから解放されるようにさえ思われます。
しかし、ここで求められていることの真意は、
「ひとりで思い悩んではならない、孤独な思いわずらいを今すぐやめなさい」ということです。
どんなことであれ、思いわずらうのではなく
「感謝を込めて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明けなさい。」
思いわずらいの数だけ、多くのことを神に祈ります。
悩みが深いほど、深く神に祈ります。
恐れが大きいほど、大いなる神をたずね求めて祈ります。
どんな心配事であれ、そのことについて神に打ち明けるように祈ります。
キリストを知り、「神が我々と共におられる(インマヌエル)」ことを知る人々にとって、
孤独に思いわずらい続けるのは、まったく不自然なこととなりました。
「どんなことでも、思いわずらうのはやめなさい。」