【今年度の教会目標】 『祈る教会』54 2016 年2月21日
「日に七たび、わたしはあなたを賛美します、あなたの正しい裁きのゆえに。
あなたの律法を愛する人には豊かな平和があり、つまずかせるものはありません。」
(詩編119:164~165)
朝、昼、晩と賛美しても、日に三回です。
七たびの賛美は、その人の一日が神への賛美で満たされている様子をあらわしています。
しかも、それは主を喜ぶ心から出て来る自然な賛美です。
「賛美しなければならない」ではありません。
「日に七たび、わたしはあなたを賛美します」。
彼は、神の正しい裁きに目を注いでいます。
神がすべてを決算するときを見ています。
神の正しい裁きについて神の言葉は明瞭に教えますが、世においては曖昧です。
神に従う人々でさえ、神に公然と逆らう人々の繁栄を見て、迷うほどです。 (詩編73:1~14)
正しい人ヨブも、神の定めをよく知るからこそ、
「だが、そうなってはいない」と叫びます。(ヨブ24:25)
確かに神の正しい裁きに目を注ぐ信仰は、大いに試されます。
しかし、神の裁きに目を注ぐ人々は、日ごとに守り支えられます。
神の裁きを恐れて、自分の歩みを慎み、無用な危険やあやまちから守られます。
神の裁きを恐れて、人ではなく神に罪を犯したことを知って悔い改め、神の愛を知ります。
神の裁きに望みを置いて、今の様々な苦境を耐えます。
そのような人々に、神の言葉は豊かに語りかけます。
そして、慰めを与え、約束をもってその心を守り支え、希望を満たしながら進むべき道を示します。
そのような人々は、見ているものや起きてくることを超えて、神の言葉に従って静まるでしょう。
「あなたの律法を愛する人には豊かな平和があり、つまずかせるものはありません。」
「日に七たび、わたしはあなたを賛美します」。