【今年度の教会目標】 『祈る教会』55 2016 年2月28日
「わたしは、強く雄々しくあれと命じたではないか。
うろたえてはならない。おののいてはならない。
あなたがどこに行ってもあなたの神、主は共にいる。」
(ヨシュア1:9)
約束の土地へ民を導くヨシュアに向かって、「強く雄々しくあれ」との命令が繰り返されています。
これは勧めではなく、命令です。
主は、徹底的にヨシュアの心に語りかけます。
「強く雄々しくある」以外のものが、心に入り込む余地がないほどに語りかけます。
神が約束なさったことは、神ご自身が実現なさいます。
しかし、その実現は、わたしたちが脇で見ているうちに実現していくようなものではありません。
神がわたしたちを通して、実現なさいます。
神の約束を実現するために思い煩ったり、慌てたりする必要はありませんが、神を強く信じて静まる必要があります。
約束したことを実現させる力を持っておられる御方が共におられるのです。
神を信じた人々に求められている強さは、その人自身の単独の強さではありません。
その人自身はどれほど弱くても構いません。共におられる神が強いのです。
求められているのは、何としても恵みを受けてその御方を強く信じることです。
恵みを無視する高慢な強さは、必要ではありません。
「わたしたちは弱い時にこそ強いからです。」
(第ニコリント12:10)
自分の弱さを覚えるときにこそ、この命令と約束を思い起こしましょう。
「わたしは、強く雄々しくあれと命じたではないか。
うろたえてはならない。おののいてはならない。
あなたがどこに行ってもあなたの神、主は共にいる。」