【今年度の教会目標】 『祈る教会』60

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【今年度の教会目標】 『祈る教会』60


【今年度の教会目標】 『祈る教会』60   (3月31日 聖書を学ぶ会から)


「火の後に、静かにささやく声が聞こえた。」
(列王上19:12)


預言者エリヤは、神の声を聞きました。

そして、それこそが彼に力を与えました。

おそらく、彼は、神が決定的な力を示して、
すべての事態を変えてくださることを期待していたのではないかと思います。


「主の御前には非常に激しい風が起こり、山を裂き、岩を砕いた。
しかし、風の中に主はおられなかった。
風の後に地震が起こった。
しかし、地震の中にも主はおられなかった。
地震の後に火が起こった。
しかし、火の中にも主はおられなかった。」
(19:11~12)


そして、

「火の後に、静かにささやく声が聞こえた。」

その声を聞いた後、エリヤは新たな力と勇気を得て、新たに歩み始めます。


「静かにささやく声」は、よほど静まらなければ聞こえません。

耳も澄ませば、心も澄ませて、ようやく聞こえるような声だったでしょう。

あるいは、自分の心で思いめぐらしているだけなのかと思うほどに、ささやかな声だったかもしれません。

しかし、その声が彼を立ち上がらせました。

ほかのどんな音にも、また目に映るものにも妨げられず、確かに神の声を聞きました。


「火の後に、静かにささやく声が聞こえた。」