【今年度の教会目標】 『祈る教会』66 (4月28日 聖書を学ぶ会から)
「わたしは塵と灰の上に伏し、自分を退け、悔い改めます。」
(ヨブ42:6)
ヨブは、試練の中であくまでも神を求め続けました。
そして、ついに神はヨブに向き合ってくださいました。
それによってヨブが悟ったのは、神のなさることは自分の理解をはるかに超えている、ということでした。
ヨブはこのように祈ります。
「あなたは全能であり、御旨の成就を妨げることはできないと悟りました。
『これは何者か。知識もないのに、神の経綸を隠そうとするとは。』
そのとおりです。
わたしには理解できず、わたしの知識を超えた驚くべき御業をあげつらっておりました。」
(42:2~3)
神に対して、自分は何ものでもないと悟りました。
そして、自分の思いや考えもまったく後ろへ退けて、神を新たに知って心から仰ぎました。
いまだに彼の苦境は変わりません。
しかし、それについてくどくどと思い悩むことはやめました。
そして、自分をはるかに超えた神の知恵があり、ご計画があることを悟って、静まりました。
これが悔い改めです。
自分の考えや行動を改善するための反省とはまったく違います。
「わたしは塵と灰の上に伏し、自分を退け、悔い改めます。」