【今年度の教会目標】 『祈る教会』72 (テレフォンメッセージ・6/26~7/1)
「ところが、ほかの種は、良い土地に落ち、実を結んで、
あるものは百倍、
あるものは六十倍、
あるものは三十倍にもなった。」
(マタイ13:8)
まかれた種は良い土地で必ず実を結びます。
その種がまかれた所に留まって根を下ろし、
茨や雑草に覆いふさがれてしまわなければ、実を結びます。
種そのものに命があり力があるから、成長します。
種にとって、そのように成長していくのが自然なことです。
キリストは、信仰をこの種が成長していく様子にたとえられました。
たとえは、こう始まります。
「種を蒔く人が種蒔きに出て行った。」
(13:3)
すべての種が実を結ぶわけではありません。
しかし、良い土地に落ちた一つの種が実を結びます。
たった一つのキリストの言葉が、今まで神を知らずに歩んできた人に、
神と共に生きる新しい命の実りをもたらし始めます。
一つの言葉から始まります。
今日、キリストを知るのに、多くの言葉は必ずしも必要ではありません。
それが励ます言葉であれ、
叱る言葉であれ、
キリストの言葉を心で聞いて、
キリストが私と共におられると気づくことから、すべては始まります。
「ところが、ほかの種は、良い土地に落ち、実を結んで、
あるものは百倍、
あるものは六十倍、
あるものは三十倍にもなった。」