【今年度の教会目標】 『祈る教会』76
「これらのものはみな加えて与えられる。」
(マタイ6:33)
祈り続けていると、不思議に事が整えられていくのを経験することがあります。
求めたとおりになるわけではないかもしれませんが、祈り続けるのは決してむなしくないことを知ります。
しかも、自分が「まず、これだ」と思ってこだわっていた事柄から心が離れたころに、
事が整えられていくことも少なくないように思います。
「これらのものはみな加えて与えられる」
しかし、どれほどそのようなことを経験しても、
「加えて与えられる」べきものに心をとらえられて悩んだり苦しんだりするのが、
私たちの日常の姿ではないでしょうか。
私たちは、日々、そこから自由にしてくださるキリストの導きを必要としています。
聖書を開いて、祈り続けて参りましょう。
聖書を通して語りかけるキリストの声に聞きながら、
「神の国と神の義」を求めて祈り続けることは、必ず喜びをもたらします。
そのような喜びをもって導くことは、
「キリスト・イエスにおいて、神が・・・望んでおられることです。」
(第一テサロニケ5:18)
しかも、そのように求め続けるなら、私たちの心をとらえていた数々のものも、みな加えて与えられます。
「神の国と神の義」が何であるかは、必ずしもはっきりとしないかもしれません。
しかし、聖書を通して導いてくださるキリストの声を聞くなら、
今日、神の国と神の義を求めて祈るには、十分です。
「何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。
そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。」
(マタイ6:33)