【今年度の教会目標】 『祈る教会』77 (8月3日 夕祈祷会から)
「神の恵みによって今日のわたしがあるのです。」
(第一コリント15:10)
神の恵みを知り、神の恵みに強められて、使徒は歩み続けました。
これは、パウロにだけ与えられた恵みではありません。
「最も大切なこととしてわたしがあなたがたに伝えたのは、わたしも受けたものです。
すなわち、キリストが、聖書に書いてあるとおりわたしたちの罪のために死んだこと、
葬られたこと、また、聖書に書いてあるとおり三日目に復活したこと、
ケファに現れ、その後十二人に現れたことです。
・・・そして最後に、月足らずで生まれたようなわたしにも現れました。」
(15:3~5、8)
この恵みが使徒パウロにおいて無駄になることはなく、彼と共にある恵みは確かに働きました。
それゆえ、「神の恵みによって今日のわたしがあるのです。」
福音を聞いて信じた人々は、パウロと同じ恵みと共にあります。
「どんな言葉でわたしが福音を告げ知らせたか、
しっかり覚えていれば、あなたがたはこの福音によって救われます。」
(15:2)
キリストは、わたしたちにも福音を通して現れてくださったのです。
そして、この福音が伝えるとおりの御方として、
どのようなときにも、わたしたちと共にいてくださいました。
これからも、そのことは変りません。
わたしたちも、神の恵みを無駄にすることなく、使徒パウロと共に言いたいと思います。
「神の恵みによって今日のわたしがあるのです。」
ここからまた、神の恵みをさらに知り、
神の恵みにますます強められて、歩み続けて参りましょう。