『感謝の恵み』
「わたしの魂よ、主をたたえよ。
主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない。」
(詩編103:2)
すべてのことが「主の御計らい」の中にあります。
一年の終わりに、ことのことを覚えたいと思います。
それぞれの方々に、思い出せないほどに多くのことがあったことと思います。
喜んだり悲しんだり、恐れたり心配したり、
課題を負わされたり、そこから抜け出したり・・・。
あるいは、新たな重荷を負いつつ、新しい年を迎えようとしておられるかもしれません。
いずれにせよ、主の御計らいによって、私たちは今、ここにいます。
主をたたえる魂は、それを知ります。
おそらく楽な一年ではなかったことと思いますが、確かに一年を歩んできました。
耐えられないような試練はなく、試みられながらも、
何かを学んだり身に着けたりしながら、ここにいます。
また、私たちの信仰は、試されて消えていくようなものではなく、
試される中で、その内容を明らかにしていきます。
今日、新たな悩みの中で心が沈んでいるかもしれません。
しかし、これは今までも繰り返されてきたことです。
そして、すべてが主の御計らいの中にありました。
主への感謝をもって、この一年を振り返りたいと思います。
そのような感謝は、主が私たちに与えてくださる恵みです。
「わたしの魂よ、主をたたえよ。
主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない。」