『誇るなら、主を』
「知恵ある者は、その知恵を誇るな。
力ある者は、その力を誇るな。
富ある者は、その富を誇るな。
むしろ、誇る者は、この事を誇るがよい、
目覚めてわたしを知ることを。」
(エレミヤ9:22~23)
知恵や、力や、富を持つ人々にとって、それらのものは頼りになります。
また、多くの人々からも認められるかもしれません。
しかし、主は、それらのものを確かに持っている人々に対して、
「その知恵を・・・、その力を・・・、その富を・・・誇るな」と言われます。
知恵や力や富があれば、しばしば道が開けるかもしれません。
しかし、それらのものを誇るなら、神に対しては自分を見失います。
魂の牧者である主の声を聞くことからも、
全能の主に祈ることからも、
その心は次第に離れざるをえません。
誇るのではなく、知恵や力や富を与えてくださる神に感謝したいと思います。
それと同時に、神が御旨のままにすべてを行われる御方であることを覚えたいと思います。
(詩編115:3)
知恵や力や富を、頼りにし続けることはできません。
また、いつまでも賞賛されるわけでもありません。
それらのものを誇り続けるなら、かえって自分を辱めることさえあります。
主なる神を知る人々であるなら、こう言いたいと思います。
「わたしは主を知ることを誇る。」
どのようなときにもこう言えるように、主をさらに豊かに知り続けて参りましょう。
「知恵ある者は、その知恵を誇るな。
力ある者は、その力を誇るな。
富ある者は、その富を誇るな。
むしろ、誇る者は、この事を誇るがよい、
目覚めてわたしを知ることを。」