『求めるべき大きな賜物』

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『求めるべき大きな賜物』


『求めるべき大きな賜物』

「あなたがたは、もっと大きな賜物を受けるよう熱心に努めなさい。」
(第一コリント12:31)



誰にでも与えられる賜物と、それぞれに特別に与えられる賜物があります。

まず誰にでも与えられる賜物は、信仰です。


「聖霊によらなければ、だれも『イエスは主である』とは言えないのです。」
(第一コリント12:3)


これこそ、わたしたちの土台であり、なくてはならない賜物です。



もう一つ誰にでも与えられる賜物が、愛です。

そして、ほかにどのような賜物があろうとも、これが「もっと大きな賜物」です。

確かに、信じる人々を特別な働き人とする賜物があります。


「ある人には“霊”によって知恵の言葉、
ある人には同じ“霊”によって知識の言葉が与えられ、
ある人にはその同じ“霊”によって信仰、
ある人にはこの唯一の“霊”によって病気をいやす力、
ある人には奇跡を行う力、
ある人には預言する力、
ある人には霊を見分ける力、
ある人には種々の異言を語る力、
ある人には異言を解釈する力が与えられています。」
(第一コリント12:8~10)


しかし、どんな賜物があるにせよ、愛がなければ、
神の御心にかなう仕方で、その賜物が用いられることはありません。

反対に愛があれば、どんな小さな賜物でも、
神の御心にふさわしく用いられていきます。


「自分たちのうちで誰が一番偉いか」と問うていた使徒たちが、
その賜物を与えられて、満ち足りました。


愛は、自分を捨ててキリストと共に歩む者には誰にでも与えられる賜物です。

自分を特別な者とする賜物ではなく、

「あなたがたは、もっと大きな賜物を受けるよう熱心に努めなさい。」