『『わたしの道の光』
「あなたの御言葉は、わたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯。」
(詩編119:105)
主と共に歩もうとする人々にとって、主の御言葉は常に「わたしの道の光」です。
それはどのような闇の中でも輝く光です。
あるいは、荒れ野の中にも道を示す光です。
途方に暮れるときにも、光があるなら闇ではありません。
誤った道へ進んでしまったときにも、光が無くなることはありません。
光の方に心を向けるなら、そこから戻る道も示されます。
主の民の歴史がそのことを豊かに教えてくれます。
この光は、とても優しい光です。
「わたしの歩みを照らす灯」。
私たちの弱さに合わせて、優しく行くべき道を照らし出します。
自分の知恵や力を過信するときには、穏やかな灯の価値を軽んじるかもしれません。
しかし、いろいろな試練が、その光を喜ぶことを教えます。
「卑しめられたのはわたしのために良いことでした。
わたしはあなたの掟を学ぶようになりました。」
(119:71)
主の御言葉を正しく学ぶなら、それが人を自由にする光であることもわかってきます。
「あなたによって心は広くされ、わたしは戒めに従う道を走ります。」
(119:32)
主が、今日も、明日も、とこしえに、ご自身の御言葉によって、
わたしたち一人一人の心を照らしてくださいますように。
「あなたの御言葉は、わたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯。」