『一緒に住む』
「わたしを愛する人は、わたしの言葉を守る。
わたしの父はその人を愛され、
父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。」
(ヨハネ14:23)
「一緒に住む」とは、心強い言葉です。
キリストを愛して、その御言葉を守る人にとって、逃れられないような孤独はありません。
人として、様々な寂しさを覚えることはあると思います。
しかし、その寂しさに圧しつぶされてしまわないように逃れる道が示されています。
キリストを愛することです。
キリストを愛するのは、キリストにおいて神の愛を知るからです。
「わたしたちが愛するのは、神がまずわたしたちを愛してくださったからです。」
(第一ヨハネ4:19)
神の愛を知って、それゆえに神を愛するほどに、その御言葉は大切なものとなるでしょう。
当然、うまく守れなくても守ろうとするようになるでしょう。
そのような人の心のあるところは、御言葉の指し示すところに定まります。
唯一の神を知り、神が遣わされたキリストを知る人々は、新しい命を生きる人々です。
一人のようであっても、一人ではありません。
孤独のようであっても、孤独ではありません。
一緒に住む御方がおられます。
「わたしの父はその人を愛され、
父とわたしとはその人のところに行き、一緒に住む。」