『主に依り頼み』

『主に依り頼み』

「主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい。」
（エフェソ６：１０）


信仰生活は、いろいろな仕方で表されます。

代表的なもの一つは、旅です。


「旅人であり、仮住まいの身なのですから、魂に戦いを挑む肉の欲を避けなさい。」
（第一ペトロ２：１１）

あるいは、戦いです。

「わたしたちの戦いは、血肉を相手にするものではなく、
支配と権威、暗闇の世界の支配者、天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。」
（エフェソ６：１２）

いずれも楽な道ではないことを示していますが、その中を進むことは喜びです。

「いつも喜んでいなさい。」
（第一テサロニケ５：１６）

「わたしの兄弟たち、主において喜びなさい。
同じことをもう一度書きますが、これはわたしには煩わしいことではなく、
あなたがたにとって安全なことなのです。」
（フィリピ３：１）

あるいは、平安です。

「あらゆる人知を超える神の平和が、
あなたがたの心と考えとをキリスト・イエスによって守るでしょう。」
（フィリピ４：７）

「神の国は、飲み食いではなく、聖霊によって与えられる義と平和と喜びなのです。」
（ローマ１４：１７）


旅にせよ、戦いにせよ、退かずに進むからこそ、
自分の弱さや足りなさに気づきもし、悩みもします。

信仰によって進むのですから、自分の知恵や力で進むものではないことはわかっています。

しかし、自分の知恵や力で何とかなるかのように悩むのも、繰り返されることではないでしょうか。

祈りを聞き上げたもう主がいつも共におられます。

そして、主のご命令とお約束があります。


「わたしたち信仰者に対して絶大な働きをなさる神の力が、どれほど大きなものであるか、
悟らせてくださるように。」
（エフェソ１：１９）

「主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい。」
（エフェソ６：１０）