『主の平和』
「わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。
わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。」
(ヨハネ14:27)
キリストが残してくださった平和です。
キリストの御身体が目の前から消えても、平和が残されました。
嵐を静め、病をいやし、死者を生き返らせ、
悪霊を追い出し、天と地の一切の権能を授けられた御方が残していかれた平和です。
ご自身の十字架で罪の贖いを成し遂げた御方の平和です。
「わたしは、平和をあなたがたに残し、わたしの平和を与える。」
この平和は、あらゆる人知を超える平和です。
世が与える平和は、いろいろな条件を整えて、それを満たすように与えられる平和です。
そして、そのようにあらゆる条件を満たしても、そこに一つだけ欠けているものがあります。
「神との平和」です。
反対に、キリストが与えてくださる平和は、何はなくても「神との平和」です。
この平和は、世において、キリストだけが持っておられた「わたしの平和」です。
そして、自分の罪を悔い改めてキリストを信じる者たちに与えられる平和です。
「父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛してきた。
わたしの愛にとどまりなさい。」
(ヨハネ15:9)
「わたしはこれを、世が与えるように与えるのではない。」