『髪の毛までも』
「あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。
だから、恐れるな。」
(マタイ10:30)
親がどんなに自分の子供を愛しても、
その子の髪の毛を数えるほどに、
その子に関心を寄せ続けることはないでしょう。
また、たとえ数えたとしても、その数はたえず変わり続けます。
神は、私たちの髪の毛の数まで知っておられます。
神が私たちを造られた御方だからです。
「あなたは、わたしの内臓を造り、母の胎内にわたしを組み立ててくださった。」
(詩編139:13)
また、造られただけで、ほったらかしにするような御方ではありません。
昨日もそうだったように、
今日も髪の毛一本残らず数えるほどに、
関心を寄せ続けてくださいます。
そのような神の愛を知った人の心は、こう叫び出しました。
「父母はわたしを見捨てようとも、主は必ず、わたしを引き寄せてくださいます。」
(詩編27:10)
誰が私を見捨てようとも、神から見捨てられることはありません。
確かに、その信仰と知識は試されるでしょうが、
見捨てられたように見えても、見捨てられていません。
神を信じ、その愛を知るように歩むとき、
何を恐れ、何を恐れる必要がないかを学びます。
この不安定な世と人生において、
キリストのお導きに従って神を正しく知るように歩んで参りましょう。
「あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。
だから、恐れるな。」