『何事につけ』
「何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、
求めているものを神に打ち明けなさい。」
(フィリピ4:6)
「何事につけ」と教えられています。
例外はありません。
神にすべてを求めます。
すべてを求めるべき神だからです。
絶対的な神です。
すべてが神から始まり、この御方によって保たれ、
この御方によって最終的な結果を与えられます。
「すべてのものは、神から出て、
神によって保たれ、神に向かっているのです。」
(ローマ11:36)
そのような御方に祈ります。
「感謝を込めて」と教えられています。
自分の歩みの中に神を知るから、感謝します。
具体的な内容をもった感謝です。
「わたしの魂よ、主をたたえよ。
主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない。」
(詩編103:2)
私たちの信仰は不確かなものであっても、神の御計らいは確かです。
信仰の財産は、自分の歩みの中に神を知ることです。
「感謝を込めて」見るべきものを見ながら、祈ります。
「求めているものを神に打ち明けなさい」
私たちが求めているものを、神がご存知ないわけではありません。
しかし、自ら進んで打ち明けるように求めておられます。
私たちの心と考えを守って、共に歩もうとしておられるからです。
「何事につけ、感謝を込めて祈りと願いをささげ、
求めているものを神に打ち明けなさい。」