『わたしの心は喜ぶ』

| HOME |
| 論壇 |
『わたしの心は喜ぶ』


『わたしの心は喜ぶ』



 「わたしの心は主に依り頼みます。
  主の助けを得てわたしの心は喜び躍ります。」
(詩編28:7)


 主なる神を知ることは、喜びです。

御言葉に学ぶこと、祈ることも、主を喜ぶことを目指します。

主が何かをしてくださったことを喜ぶこともあるでしょう。

それらのことは忘れずに、感謝し続けます。

しかし、何も起きなくても、喜びます。

わたしの外の現実が変わらなくても、神に向かい合うわたしの現実が変わるなら、喜びます。

「わたしの心は主に依り頼みます。」
しっかりと主に依り頼むとき、喜ばずにはいられません。

人の目には何も変わっていないように見えるでしょう。

しかし、信仰によって見ることを学んだ目には、待ち望むべき現実が見え始めます。


 祈りがことごとく成就して、苦しみが過ぎ去ったわけではありません。

自分の祈りが、確かに神に受け入れられたと知って、喜んでいます。


「主をたたえよ。
嘆き祈るわたしの声を聞いてくださいました。」
(28:6)


 なお、いろいろなことは続くでしょう。

しかし、あくまで忍耐して、喜びに至るまで主を求める人々は幸いです。


「わたしの心は主に依り頼みます。
主の助けを得てわたしの心は喜び躍ります。」