『神の愛』
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。」
(ヨハネ3:16)
神は愛です。神を信じるとは、自分のこととして、その愛を知り、信じることです。
「わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。
神は愛です。」
(第一ヨハネ4:16)
この言葉を書き記したヨハネも、
この言葉を受け取って自分の言葉として告白し続けてきた信仰者たちも、
心からあふれる言葉としてでなければ、
この言葉を告白することはできなかったでしょう。
またそれは、いろいろな試練の中で新たに神を知り、
信じるようにして、告白すべき言葉であったでしょう。
神は変わりませんが、状況は変わり、人の心は変わり、人は変わります。
神が愛であるならば、それをどのように知り、信じ続けることができるでしょうか。
「その独り子をお与えになったほどに」とあります。
「その独り子」とは、イエス・キリストです。
ただ、この御方に目を向けることにおいて、神の愛を知ります。
人となって世に来られた神です。
十字架で死なれた御方です。
三日目に復活された御方です。
その後、天に昇り、父なる神の右に座しておられる御方です。
そして、もう一度世に来られる御方です。
この御方に心の目を向けることにおいて、何があろうとも変わることのない神の愛を知ります。
「イエス・キリストは、
きのうも今日も、
また永遠に変わることのない方です。」
(ヘブライ13:8)
「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。」