『キリストと共同の相続人』
「(あなたがたは)キリストと共同の相続人です。」
(ローマ8:17)
キリストを正しく信じる人々は、キリストと同じ財産を相続する者とされました。
しかし結局のところ、その財産の豊かさと価値を人から教えてもらうことはできません。
また世もそれを認めることができません。
あらゆる機会を通して、主がその人自身に直接見せてくださることが、それを知る道筋です。
それゆえパウロは祈ります。
「心の目を開いてくださるように。
そして、神の招きによってどのような希望が与えられているか、
聖なる者たちの受け継ぐものがどれほど豊かな栄光に輝いているか悟らせてくださるように。」
(エフェソ1:18)
自分の心のあるところに、自分の富を持つ人々です。
(マタイ6:21)
その財産を知るなら、それにふさわしく歩む知恵も後に続くでしょう。
いろいろな悩みや苦しみにも、キリストに従いながら希望をもって向き合います。
「キリストと共に苦しむなら、共にその栄光をも受けるからです。」
(ローマ8:17)
自分たちだけで、あるいは自分一人で悩むことをやめます。
キリストと共同の相続人は、キリストと共に苦しみます。
どのような希望が与えられているかを新たに知りながら、そうします。
今、悩んだり苦しんだりしているところで、神の愛を知ります。
「希望はわたしたちを欺くことがありません。
わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。」
(ローマ5:5)
「(あなたがたは)キリストと共同の相続人です。」