『わたしの道の光』
「あなたの御言葉は、わたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯。」
(詩編119:105)
神を信じる人々も、悩んだり行き詰まったりします。
むしろ、神に従おうとするからこそ、悩みが深まることもあります。
しかし、聖書の言葉が「わたしの道の光」です。
それはどのような闇の中でも輝く光です。
あるいは、荒れ野の中にも道を示す光です。
また、この光は、とても優しい光です。
「わたしの歩みを照らす灯」です。
「灯」では頼りなく思われたり、物足りなく思われたりすることもあるかもしれません。
もっと強く、すべてを照らす光が欲しいと思うこともあるかもしれません。
しかし、その言葉は、私たちの弱さに合わせて、私たちが歩むべき道を照らし出しています。
その日その日に十分な労苦があります。
明日を誇るのも、明日を思い悩むのも、主が導いてくださる道ではありません。
(箴言27:1、マタイ6:34)
かといって、「望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認する」信仰は、
常に試練の中にあり、進むほどに信仰の薄さを思い知ります。
(ヘブライ11:1)
しかし、主は私たちに優しく語りかけ、
そのまぶしさに私たちの目がくらまないように、
穏やかに道を照らし出してくださいます。
「あなたの御言葉は、わたしの道の光、わたしの歩みを照らす灯。」