『天地を創造された神の御前に』
「初めに、神は天地を創造された」
(創世記1:1)
天地を創造された神です。
あらゆる人知を超えて、大いなる神です。
その神のもとで心から静まることができたなら、どれほど平安なことでしょう。
しかし、信じつつも、いろいろなことが起きて来る中で、静まらない心があります。
キリストの言葉は、今もそのような心に語りかけ続けます。
「なぜ怖がるのか。信仰の薄い者たちよ。」
(マタイ8:26)
「あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。
だから、恐れるな。」
(マタイ10:30~31)
キリストの言葉は、神を信じてその心が静まるまで、語りかけ続けます。
その言葉に心を閉ざさず、その言葉にとどまり続けるなら、必ず静まります。
キリストは、そのように「あらゆる人知を超えて、大いなる神の御前に」導いてくださいます。
その御前で、心から静まるように導いてくださいます。
キリストは真実な御方です。こう約束なさいました。
「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。
あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」
(ヨハネ8:31~32)
一つのことから自由になっても、
また他のいろいろなことの中で、心が騒ぎ続けることはあるでしょう。
「またか」と嫌になるかもしれません。
「いつまでなのか」と投げ出したくなるかもしれません。
しかし、キリストの言葉は変化することなく、
その御言葉どおりの真実なキリストが共におられます。
「わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたと共にいる。」
(マタイ28:20)
そして、「あらゆる人知を超えて、大いなる神」のもとで、心から静まるように導いてくださいます 。
天地を創造された神です。
この御方のもとに、何者にも、何事にも動かすことのできない平安があります。
「初めに、神は天地を創造された」