『魂を生き返らせてくださる』
「主はわたしを青草の原に休ませ、
憩いの水のほとりに伴い
魂を生き返らせてくださる。」
(詩編23:2~3)
私たちの魂は、どれほど休みを必要としていることでしょうか。
ほんとうに神のもとで休むことができたなら、私たちは心から言うことができるでしょう。
「わたしには何も欠けることがない」
いろいろなことがあります。
見通しも立たず、解決しない事柄を抱え続けなければならないことも、しばしばです。
もし主が共におられることを知らなかったなら、
見通しや保証を得るまで、心身共に休めないかもしれません。
あるいは、すっきりと解決するまで、心は騒ぎ続けるかもしれません。
しかし、主がわたしの羊飼いです。
私たちは「羊のようにさまよっていましたが、
今は、魂の牧者であり、監督者である方のところへ戻って来たのです。」
(第一ペトロ2:25)
主のもとへと帰る道を、魂の牧者であるキリストは導き続けてくださいます。
どのようなときにも、何があっても、主のもとへと向かって帰り続ける道です。
恐れたり、思い煩ったり、慌てたり、
怒り続けたり、争ったり、ねたんだり・・・、
主と共に生きる者にふさわしくないものから逃れ続ける道です。
その道を進み続けることができるよう、主はまず私たちの魂を休ませてくださいます。
そして、日ごとに食べさせ、飲ませ、魂を生き返らせてくださいます。
忙しい日々の中で、ゆっくりと飲み食いする時間がないように思われることもあるかもしれません。
しかし、ほんの数分でも、主のもとで休めたら・・・。
人にも、自分にもできなくても、主にはすべてが可能です。
「主はわたしを青草の原に休ませ、
憩いの水のほとりに伴い
魂を生き返らせてくださる。」